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Design Concept
この住宅は、都心に近い住宅街に立て替えという事で計画されました。
近隣の状況は、古くからの住宅街で密集した状況です。
敷地の状況は、約34坪で南側一部と東側が4m道路に面していて、道路以外の所は建物に囲まれています。
最初に敷地を拝見させて頂きました時には、
上記にも書きましたが古くからの住宅街であるので、建物同士が非常に接近をしている為、
どのようにして光と風を呼び込みながらプライベートを守るか?
という事が大きな問題と感じました。
また、お客様からご要望をお聞きした時には、
今後のライフスタイルの変化に柔軟に対応する形でありながらも
プライベートを守りながらも外の気配を感じる事のできる明るい家
というご要望でした。
このような事から、この建物の設計のコンセプトとして
●今後のライフスタイルの変化に対応できる家
つまり結婚・子供・将来のご両親の事などを最優先事項として、
その変化にフレキシブルに対応できる家という考えのもと、
極力間仕切りを無くした『ワンルーム空間』としてプランをつくろう!と考えました。
プラン的な大きな方向性として
■1階は、現在ワンルームとしてつくってあるが、将来的に2部屋に分けられる部屋の大きさと収納を確保しました。
■2階は、LDK及び和室また、プライベートバルコニーまで含めた空間をワンルームとして計画しました。さらにその空間をより際立たせる為にリビング上部を吹抜けとして空間にゆとりと広がりを与えてあります。
次に細かく見てゆくと
仕事柄、外へ持ち出す物も多いとの事から、玄関の横にクロークをつくりました。
室内から直接アクセスできる形になっています。
あまり頻繁に使わない物であれば、屋根裏にロフトをつくってありますので、そちらに収納する事もできます。
また、プライベートを守りながらも、外の気配を感じる事ができる仕掛けとしてプライベートバルコニーをつくりました。
プライベートバルコニーとは、通常バルコニーの腰壁の高さは、1mくらいが一般的だと思いますが、その腰壁の高さを2mくらいにする事で外からの視線を遮ります。
リビングからは、そのプライベートバルコニーへと連続でつながるように4枚折れ戸をつけてありますが、
常に開けっ放しでも、上記に書きました通り、バルコニーの腰壁を高くしてありますので、
外からの視線を遮ることができるので、プライベートは確保されます。
そしてそのプライベートバルコニーの腰壁には、Rの壁とガラスブロックを入れて壁面の変化を演出しました。
さらに、そのバルコニーの天井は抜けて外とつながっていますので、外の気配を感じる事ができます。
このような事からプライベートバルコニーをうまく使って、休日や普段の生活を楽む事ができます。
●天気の良い休日には、外で音楽でも聞きながら遅めの朝食をゆっくりと楽しみましょう!
●秋の夜には、星を見ながらビールでも!
●デッキチェアーを出して一日中ボーッと本を読んだり!
アイディア次第でいろいろと楽しめます。
外観は印象的なRの壁をつくる事でシンプルでモダンな落ち着いた美術館のような外観になったと思います。
このRの壁をバックにシンボルツリーを植える事で、よりその木が引き立つと思います。
最後に上記のような事から、
この家の外観は閉鎖的であるが、光と風を呼び込みながらも外の気配を感じ取り、
また将来の変化に柔軟に対応できる家になったと思います。