『<Plan>見る』は、お客様のプライベートの保護という観点から、『お問合せ・資料請求』
ページから、アンケート・フォームを送信して頂きましたお客様に限り、Passwordを発行させて頂きますので、ログインしてご覧になる事ができます。

Design Concept
この家は閑静な住宅街に計画されました。
敷地面積は約39坪、建蔽率40%容積率80%、北側に6.5mの道路で敷地の間口が約7mと南北に細長い敷地になっています。
道路以外の3方向は近隣の建物で囲まれている敷地条件になっています。
設計のポイントは、中庭(patio)を中心につくる事による家の外からは想像もできないような『明るく開放的な空間』をつくる事、また、施主の要望であるなるべく『家を大きく見せる』事でした。
建蔽率40%容積率80%というような条件ではどうしても敷地の間口が7mで狭い為に家が小さく見えてしまいます。
また、上記の様な敷地条件では、通常考えていくと玄関の入り口は北側に作るのが一般的ではないでしょうか。
そこでこの家では、あえて玄関を西にもってきました。道路から奥まった所に玄関をもってくる事は、とても深い意味があるのです。
それは玄関アプローチをとても長く取れると言う事なのです。
その長くとれたアプローチに季節のお花を植えたりまた、コンテナを置いて季節ごとに変化を出して、遊びにくるお客様を楽しませましょう!
ちょっとした玄関へのアプローチ空間が『ゆとりの空間』になるのです。
写真でいいますと木製ルーバーをくぐって奥にはいって行く所がアプローチになります。
この家にくる人は、木製ルーバーをくぐって奥に入って行くという体験をするのですが、この『くぐる』と言う体験が、『奥はどんな感じになっているのかな?』と、とても『ワクワク』感を演出するのです!
きっとこの家に来た人はこの体験を忘れないと思います。
そして玄関アプローチを演出する為の木製ルーバーはこの家の外観の大きなポイントになっています。
でもそれだけではありません。
もう1つの設計上の工夫として法律上の面積に入らないように作っている為、家が大きく見えるようにもなっている訳です。
玄関アプローチの反対側の開いている空間はガレージになっています。
これも外観を大きくみせるのにとても重要な役目をはたしていますが、屋根はついていません。
付いているように見えるかも知れませんが、屋根を付けてしまいますと面積に入ってしまいますので、あえてつけない事により写真の様な家の外観がつくれるのです。
また、それにより敷地に対する法的な制限よりも家をより大きく見せる事ができるのです。
ちなみに家の延べ床面積は約28坪です。
玄関アプローチを通って玄関ドアを開けると目の前には大きな『中庭(patio)』があります。
ガラスもあえてFIXガラス(はめ殺し窓)にする事によりガラスの存在感を消しています。
中庭奥に開いている四角のスペースはシンボルツリーを植える為の植栽スペースになっています。
この家に住む人はシンボルツリーを見ながら季節の移ろいを感じるのです。
床には黒の御影石を使い側面壁は塗壁のクシ引きにする事により『モダンな和のテイスト』を演出していので、より落ち着いた空間になっています。
そして、中庭側面の壁の足下には照明を連続して配置してあるので、夜の演出はバッチリです!
また、この中庭は隣地から見えない様に囲って作ってあるのと同時に、リビングと続いていますので、
■天気のいい夜にはここにテーブルをだして星を見ながらディナーを楽しんだり、
■お客様を呼んでパーティーをしたり、
■お茶をしたり、
と使い方は色々です。
自分だったらどのように使うか想像して下さい。
きっとこのパティオは、人生を楽しくする豊かなスペースになるに違いありません!
リビングに入るとリビング内にストリップ階段をつくり、また、インテリアのアクセントとしても見せています。
中庭(patio)に面したリビングは天井を大きく抜いて『吹抜け』をつくっていす。
上部の大きな窓からさんさんと光りが入り込み、中庭(patio)との相乗効果で明るく、気持ちの良い開放的な空間になりました。
和室はリビングとはちょっと趣きを変えあえてちょっと『暗めの空間』になっています。
それにより床の間がとても効果的になりました。
お風呂は2階につくりました。
そこにはバルコニーに出られる大きな吐き出し窓をつくりお風呂から直接バルコニーにでられるようになっています。
そのバルコニーに施主であるお客様がホームセンターで『すのこ』と『黒の玉砂利』と『すだれ』を買ってきてご自分で『坪庭』をつくりました。
もちろん外からは見えなくなっています。
『坪庭で風呂上がりに飲むビールは最高だ!』とおっしゃっていました。
もちろん外でもシャワーを浴びられます。
空間の提案やアイディアを出すのは設計者ですが、出来上がった建物をうまく使いこなすのはお客様です。
家は建てたら終わりではありません。
それをうまく使いこなしてこそ建てたかいがあり、人生も楽しくなるのです。
この家はそのような『人生を楽しめる家』になったのではないでしょうか!