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Design Concept
この住宅は、駅にほど近い住宅街に計画されました。
近隣の状況は、家やマンションが立ち並び、そばには交通量が多い大きな国道が走っています。
敷地の状況は、約30坪で北側と西側が道路に面していて、廻りは建物に囲まれています。
最初にお客様と対話を重ね自分達の理想の家の要望をたっぷりと話してもらいました。
その中から
■将来この場所でやるかもしれないピアノ教室・・・
■将来2台になるかもしれない車・・・
■将来ご主人のご両親と同居するかもしれない・・・
■将来できるかもしれない子供の為の部屋・・・
のような『将来的な・・・』といっている『不確定要素』をどうするか?
また、お客様の理想的な家は、
プライベートを守りながら ・・・外に閉じながら
中庭(Patio)に開けている家・・・内に開ける
当事務所の作品である『Outdoor Living & Patio』のような家との事でした。
以上のような事から、コスト面・ライフスタイルや家族構成の変化などを考え、柔軟でフレキシブルに対応できるプランでありながらも『外に閉じながら中に開く』という中庭(patio)型のプランがこの敷地・この環境には『ベスト』だと考え、そこからプランニングがスタートしました。
まず、建物の配置をなるべく東側に寄せる事で、現在芝生を植えている西側道路面にスペースを作る事で、将来2台になるかもしれない車のスペースを確保しました。
玄関を入ると将来開くかもしれないピアノ教室の為の部屋をつくりました。
玄関に近い位置に配置をする事で家族のプライベートを守ります。
また、家族構成の変化、つまり子供ができた時には、採光の面から考えて現在の主寝室を子供部屋に、主寝室は夜しか使わない事を考えるとピアノを弾くという事からあまり窓を取っていないピアノ室を主寝室にします。
そしてその奥にはこの家の中心ともいえる『中庭』をつくりました。
この家の外観からは、中庭がある事を想像させません。
この家に遊びにきたお客様は、ホールを通って階段に行く途中に初めてこの『中庭』の存在に気づき、とても印象的な体験をするのです。
●夜には、シンボルツリーをライトアップするだけで、非日常的な空間を演出しますので、仕事から帰ってくるのがとても楽しみになるでしょう。
また、浴室・洗面は中庭側を全面ガラス貼にしまた。
その空間は、明るく風通しもいいので、とても気持ちがいいでしょう。
休日には、きっとこのお風呂に、昼間と夜の2度入りたくなるでしょう。
●昼間は、道行く人の視線を気にせずゆっくりと入れますのでリゾートライクな感覚で!
●夜には、シンボルツリーをライトアップする事で非日常的な感覚で!
●お風呂上がりはそのまま中庭にでてビールなどを楽しみましょう!
日々の生活がきっと楽しく変わります。
2階にあがるとリビング・ダイニング・キッチン・和室がつながったワンルーム空間が広がります。
和室は、将来同居するかもしれないご主人様のご両親様の部屋にもなります。
リビングの天井は吹抜けをつくりその横にはロフトをつくりました。
このロフトは、たっぷりと収納できる納戸になります。
そしてそのワンルーム空間にプライベートを確保したバルコニー(outdoor living)とつながってきます。
バルコニーの腰壁の高さを2500でつくってありますので、外からの視線を遮りプライベートを守ります。
よく町中で見かけるバルコニーは、道行く人と目が合ったりしませんか?
でもこのような形でつくれば視線は心配有りません。
それによりこのバルコニーは『アウトドアリビング』として使う事ができ日々の生活を楽しめます。
例えば、
●休日の天気のよい日は、外で青い空と中庭の木を見ながらゆっくりと食事を楽しんだり・・・
●夏の夜には、星空とライトアップされた中庭の木を見ながら、そしてまたビールを飲みながら・・・
忙しい毎日から自分を取り戻してください。
●友達をたくさん呼んで、和室とLDKとバルコニーをかいして一体として使えば楽しくホームパーティーを開いたり・・・
といろいろな使い方がで『毎日の生活を楽しむ事』ができます。
家づくりは、とかく必要な部屋数と予算に合わせる事で精一杯になりがちですが、あきらめず自分達の理想の家を目指す事でその後の生活が大きく変わります。
何十年とローンを返して行くのを考えれば、やはり『毎日の生活が楽しめる家』をつくらないと損だと思います。
この家は、お客様との対話の中からそのような考え方で生まれた今の時代状況の中で理想的な家なったのではと思います。