当社における『住まいづくりの流れ』
出合い・プラン提案・設計・現場監理の具体的な住まいづくりの内容です
(1)住まいづくりを始めるにあたり・・・
『出会い』について
設計事務所って敷居が高そう!
一般の人が、建築家(と言われる人)や設計事務所と出会うのは中々難しいのでは無いかと思います。
その理由として
- 1.建築家や設計事務所の情報がない。
- 2.仮に情報があっても気軽にコンタクトをとれる雰囲気がない。
- 3.お金の事が心配!?
- 4.自分の思う通りの家が安心してできるのか?
- 5.住宅メーカーの方が安心できる!?
など、理由をあげればきりがないと思いますし、建築家や設計事務所の方にも原因があると思います。
その理由として
- 1.お客様と出会う為の努力をしてこなかった。
- 2.つまり情報を発信してこなかった。
- 3.顧客志向で仕事をしてこなかった。
など、以上のようなことからうまく出会えなかったと思います。
そこを商売として誠実にやったのが、住宅メーカーだと思います。
私が勤めていた住宅メーカーは、非常にお客様満足度を大切にしていました。
(ここだけの話し、ボーナスの査定にも反映されていました。)
それだけ、お客様の方を向いて仕事をしている会社だと思います。
しかし、現在はお客様のニーズが非常に多様化していて、従来の住宅メーカーのような形態では、お客様が満足しなくなってきたのも事実です。
その理由としては、
- 1.建築コストが高い。(これには理由がある)
- 2.すべて同じような建物にみえる。(個性が無い)
- 3.基本的には決められたものの中から選ばなければならない。(外壁から内装まで)
- 4.工業化認定の範囲の中なので設計に制約が多い。(自由度がない)
など、まだまだ理由はたくさんあると思います。
上記の事から私自身はメーカー内で働いていて、お客様とのずれを感じていました。
設計とはとても夢があり、また、とても楽しいものです。
そこで以前からとても興味をもっていた設計事務所に転職をしました。
私が住宅メーカーに勤務していた時に、設計事務所に対して感じていた事は
- 『なんか敷居が高そうだな!』
- 『お金持っていないと相手にしてくれないんじゃないかな?』
- 『お客様とどのように打合せをして家づくりをすすめていくのかな?』
とかそんな風に見えていました。
でも実際に中に入って働いて見ると全くそんな意識はなくむしろ細かく丁寧に仕事をやっていました。
ではなぜ『敷居が高く見えるのか?』と考えて見ると、『自ら仕事の内容や情報を全然発信してこなかった!』という事が、すべての原因ではないかと思いました。
情報を発信しなければお客様に会う事もできませんし、お客様は何をどのようにやってくれる会社かわかりません。
そこで私は、すべてをオープンにしようと思いホームページを開設しました。
まだ情報が少ないかもしれませんが、このホームページが少しでもお客様の家づくりの参考になる事や、敷居を下げてくれる事を願って!
(※もし何か分からない事や知りたい事があれば私、鈴木が知っている限りお教えします。)
土地が無いと相談できないの?
資金が少ない物件も設計してくれるのですか?
ですから当事務所では敷居が高いなんて事は全く無いと思ってください。
まだ2〜3年先とお考えでも、土地や資金が無くても、家づくりの相談の機会をいただければきっとお役に立つと思います。
以上のような事からホームページで出合いの機会を作ってみました。
もし、少しでも当事務所に興味をもたれましたら、お気軽にお問合せして見て下さい。
出会える事を楽しみにお待ちしています。
初回アポイント打ち合わせ
どういう話しをするのですか?
ホームページの『お問合せ』のページから問合せを頂いたお客様には、最初にメールにてお返事をさせていただきます。
そしてメールで確認の上、電話でアポイントをとらせて頂きます。
アポイントをとらせて頂いたお客様に対して、お話をさせて頂く内容は、最初に私共が設計した作品を紹介させて頂きます。(写真や図面など)
実際にどのような建物を設計しているのか?是非見て参考にしてみて下さい。
(ホームページでは分かりづらいと思いますので!)
作品の写真を見ながらいろいろなお話ができると思います。
(実際の金額や間取り工期など・・・)
また、ご希望であれば現在進行中の物件もありますので現場案内もさせていただきます。
さらに『具体的にプランを作成(無料です!)してもらい!』というお客様については、以下の4点をメインにお話をさせて頂きます。
- 1.お客様の要求(ニーズ)の調査
- 2.お客様の敷地分析
- 3.お客様の敷地の法規等分析
- 4.基本予算計画
1.お客様の要求(ニーズ)の調査とは?
簡単に言うとプランに対するご要望をおききします。
漠然としたイメージでもかまいませんので、『家』に対する夢やご要望をお伺いして、打合せを重ねイメージを形にしていきます。
例えば『こんな家にしたいんだけど』と雑誌を切り抜いて持ってくるお客様もいらっしゃいます。
また、私がつくった過去の物件もご参考にしながらお話しができればと思います。
2.お客様の敷地分析とは?
簡単に言うとどのような敷地か?と言う事を拝見させて頂きます。
『道路は何メートルか?』『高低差は?』『隣地との関係は?』『風通しは?方位は?』など・・・いろいろあると思いますが、プランを提案させて頂く為には非常に重要な要因になります。
3.お客様の敷地の法規分析とは?
敷地にはいろいろな法律がかかってきます。
例えば、『建蔽率、容積率、用途地域など・・・!』まだ他にもたくさんありますが、主に役所で調べます。
法規は守らなければいけないので、この調査は非常に重要です。
4.基本予算計画とは?
建築にかかる費用をご説明させて頂きます。
建築予算には建築費以外にかかるいろいろな諸費用があります。
また、トータルのご予算をざっくばらんにお話をして頂くのも重要です。
(※ご提案させていただくプランにも大きく影響してきますので!)
以上のような内容が初回お会いさせて頂いた時にお話しをする内容です。
お客様のご要望や夢をお聞きして、無料でラフプラン(平面、立面、断面、空間提案など)のプレゼンテーションの作成をさせて頂いています。
是非共、お気軽にお問合せください。
(2)基本設計
建築計画
どのように提案してくれるのですか?
お客様のご要望及びご予算をもとに『基本プラン』及び『基本概算予算計画』 のご提案をさせて頂きます。
基本プランとは、初回の打合せで伺ったお客様のニーズ(要望)を図面化してご提案させていただきます。
平面、立面、断面、模型などで空間提案をプレゼンテーションさせて頂きます。
前項でも書きましたがこの段階は無料(住宅メーカーも同じく無料です。)でやらせて頂きますので、お気軽にお試しください。
この段階での基本プランというのは『人間で言えば骨格』にあたります。
家づくりにおいてこの段階が狂っているといくら内装や外構にお金をかけても満足のいく家にはなりません。
とても重要な部分で納得が行くまでやる事をおすすめします。
建築についての基本予算計画はたててくれるのですか?
基本予算計画とは『作成したプランがいったいいくらぐらいなのか?』当事務所が設計監理をおこないました過去の実物件をもとに、算出して『基本概算予算計画表』として作成しご提案させて頂きます。
ちょっと余談ですが、『基本概算予算計画』と『本見積』は違います。
『基本概算予算計画表』は設計事務所が作成します。
※『基本概算予算計画表』とは?さらに詳しく![]()
『本見積』は設計契約後ゼネコンや工務店(3社ぐらいが理想)に積算をしてもらい作成してもらいます。
(基本プランの段階ではなくまだ少し先の話しになります!)
お金はかかるのですか?
以上の業務までが無料で提案させていただく内容です。
そして、ここから先は、お客様の方で『ご提案をさせて頂きました内容を見て『当社と設計監理契約をするか?否か?』の判断をして頂く事になります。
家づくりはまだ先とお考えでもきっとお役にたてると思います。
是非共お気軽にお問合せください。
スケジュール作成
どのくらいの期間で家ってできるのですか?
スケジュールとは、お客様の希望の『入居したい時期』があると思います。
入居の時期に合わせて、いつ頃着工するのか『スケジューリング』をすることです。
入居の時期から逆算していくと『いつ着工しなければならないか?』
建て替えであれば『いつ引っ越しをして何ヶ月仮づまいに住むか?』です。
また、構造(木造、鉄骨、RC)、地下室があるか?、地盤改良はするのか?など・・・工期はだいぶ変わってきます。
(通常は階数プラス2ヵ月です。)
以上のようなことから『どのようなスケジュールで家づくりを進めていくか?』と言うおおまかな計画をたてることです。
家づくりのスケジュールは打ち合わせの内容や品物の納期や天候などによって左右されます。
あらかじめ決めておく事によって計画通りに進むので現場もスムーズに行くと思います。
(3)実施設計
設計・監理契約
設計・監理料って具体的にどれくらいですか?
お客様のプランと基本概算予算計画が固まった段階で、次のステップとして『設計・監理契約』 結ばせて頂きます。
したがって、設計・監理契約前までは、前の項目でご説明させて頂きました通り金額は一切発生しません。
これまでのご提案の内容を検討して頂き、最終判断していただければと思います。
設計・監理料は『基本概算予算計画』をもとに算出させていただきます。
設計監理料は、設計料と現場監理料にわかれてます。
その具体的な内訳は
1.設計料
- a.意匠設計料 工事費の10パーセント
- b.構造設計料 上記意匠設計料の15パーセント
- c.設備設計料 上記意匠設計料の15パーセント
2.現場監理料
- 現場監理料 上記の意匠設計料の30パーセント
これを合計(1+2)した金額が『設計・監理料』になり工事費からみると14〜15%になります。
(但し、消費税5%は別途にかかります。)
意匠設計とは?
- 主に建物全体の『デザイン』や『計画』をいいます。
構造設計とは?
- 主に意匠設計により計画やデザインした建物が安全か?ということを『構造計算』により確認し証明する設計の事をいいます。
設備設計とは?
- 主に計画した建物の給湯・給水・排水設備等の設計の事をいいます。
- ※但し、住宅等の建物では、必要なく店舗やビルなどの大規模な建物の時に必要となってきます。
現場監理とは?
- 主に現場が設計した図面通りできているか?『現場を確認』する事をいいます。
設計は商品を仕入れて売る商売ではありませんので、安く売ることは設計の価値を低めることにつながります。
だから、高く売れるように設計の価値を高めます。
安く売るよりも、安く思われる仕事を目指すのが、本当のプロの設計者だと思います。
(上記の金額は設計料の算定基準ですが、お客様のご予算に合わせてご相談させて頂きます。)
どのような支払い条件で設計・監理契約をするのですか?
設計監理料の原則的は支払い条件については、下記の通りとなります。
設計料
- 設計契約時 30パーセント
- 工事会社見積り提出時 70パーセント
- ※但し、設計料(意匠設計料+構造設計料+設備設計料)を100%として
監理料
- 着工時 1/3
- 上棟時 1/3
- 竣工時 1/3
- 但し、現場監理料を100%として
設計監理契約書については、『JIA、日事連、士会連合会、BCSの設計関係4団体が作成している「標準約款」』を使用しています。
構造計画
構造計画(構造計算)ってなんですか?
構造計画とは『構造的に建物が安全(大地震などに対して)なように計画をすること』です。
ただし一口に構造と言っても世の中にはいろいろな種類の構造があります。
例えば木造(在来木造、2*4etc)・鉄骨造(重量鉄骨ラーメン構造、軽量鉄骨etc)・RC造(壁式構造、壁式ラーメーン構造etc)・SRC造などまた、構造はコストに大きくかかわってきます。
したがって、『コストと安全性』を両立するために慎重に決定をしていく事が重要です。もちろん、快適性も重要な要素です。
我々はお客様のご要望に合わせてベストな構造をご提案させて頂きます。
具体的には、特殊な計算が必要な為、プランが決まったら専門の事務所にお願いします。『構造設計事務所』と呼ばれています。
もちろん計算をしてもらう為の金額は設計契約の中の設計料にはいっています。これを『構造計算』とよびます。
みんな必要なことなんですか?
構造計算は、当事務所で設計する建物は安全性確認の為すべてやります。
やらなくていい建物はありません!
一般的な話しですが、阪神大震災で倒壊した木造の建物などは構造計算をやっていなかったといっていいでしょう。
(これには非常に深い問題があります。)
我々は設計者として安全性という責任をかけて仕事をしています。
間違ってもそこをおろそかにすることは許されません。
設計打合せ
具体的には何を決める事ですか?
どのような順番できめてゆくのですか?
お客様は具体的に家づくりを進めて行く上で『何をどのように決めて行くのか?』分からないと思います。
そこで打合せ事項を『外部打合せ』『内部打合せ』に分け決めなければならない項目の『チェックリスト』をつくってみました。
このチェックリストを参考に家づくりをすすめれば何をどのように考え決定して行けばいいか分かると思います。
外部打合せ事項
この打合せは構造計算、確認申請に出す為に決めておかなければならない重要事項です。
プランが決定したら下記の項目に沿って詳細をつめて行きます。
下記の決定事項の一つ一つが家に大きな影響をおよぼすので、慎重に考えて決定してください。
地盤の高さ確認
- 道路からの地盤の高さを決定します。(設計GLの確認)
建物配置寸法
- 近隣との離れ、道路との離れを確認します。
玄関アプローチ
- 階段でアプローチするのか、どこで段差をつけるのかを確認します。(外構計画)
車庫の寸法
- 縦横の有効寸法の確認、ガレージ内に自転車を置く場合は寸法に注意。
各部屋の天井高の確認
- 建物の法規や構造計画に関わってきますので、早めに決定してください。
基礎仕様
- 地盤改良が有るのか、ないのか、ある場合はどのような仕様かを確認。
床下補強
- 木造の場合に限ってですが重いもの(金庫や仏壇など)を置く位置を決定。
屋根仕上げ(勾配屋根の場合)
- 屋根の仕上げ材に何を吹くか、勾配は何寸か(通常は2.5〜6寸)を決定。
- 雪止め金具はどこにつけるか。
屋根仕上げ(フラット屋根の場合)
- どのような防水の仕様になっているか確認
開口部の位置と寸法(※大変重要な打合せ)
- 玄関ドア、勝手口ドア、サッシの開口寸法決定。(法規や構造に関わってきます。)
- 高さ・幅・掃出し窓・膝高窓・腰高窓・開き勝手・位置の確認。
- 家具のレイアウトを考えながら窓位置を決定して行くと必然的にコンセントの位置もだいたいきまってきます。
コンセント類
- 開口部の位置を決める時と同時にTV・TEL・インターホン・リモコン・分電盤・照明・コンセント・スイッチの大体の位置を決めておく。詳細は後の打合せでつめて行きます。
ガラス
- 窓に入るガラスは、ペアガラス・合わせガラス・透明ガラス・型ガラス・ステンドグラスワイヤー入りなど、近隣状況と間取りを考えながら決定。(法規に関わってきます。)
網戸
- 通常は玄関ドア以外はほとんどつきますが、アコーデオンタイプなど特殊なタイプをつける時はつける窓を決定。
トップライト
- 電動・手動・FIXなどタイプの確認
シャッター(ガレージ、窓)
- スラットシャッター・パイプシャッター・オーバースライドなどタイプと開口寸法の確認と電動・手動の決定
面格子
- どこの窓につけるか、どのようなデザインのものをつけるかの確認
バルコニー
- 床仕上げの確認
フラワーボックス
- どの窓の下につけるか決定
物干金物
- どこに何個つけるか決定
外壁の仕上げ
- 木造-吹付け、塗壁、サイデイング、タイル貼、石貼など・・・
- RC造-打ち放し、塗壁、吹付け、タイル貼る、石貼など・・・
- 色は最後でもかまわないのですが、方向性を決めておく。
ポスト
- どのようなポストをいれるか確認(外構計画に関わってきます。)
電気引き込み位置
- 引き込み位置がきまると電気メーターの位置がきまります。
TVアンテナ
- 地上波の場合はどこにアンテナを立てるかアンテナ取り出し位置の決定。
- ケーブルの場合は引き込み位置の決定。
- 地上はとケーブルの場合はブースターが変わってきます。
内部打合せ事項
この打合せは確認の許可がおりてから竣工するまでの間に工程に合わせて順番に決めて行く項目です。
具体的に外装および内装の材料および色や造作を決定して行く上での為の参考にしてください。
階段造作
- ストリップ階段・ラセン階段などの詳細の検討。
手摺
- 階段手摺・吹抜け手摺・玄関手摺・浴室手摺・トイレ手摺・廊下手摺などつける位置を決定。
段差
- 玄関ホールと玄関土間の段差をいくつにするか決定。
内部建具
- 面材・幅・高さ・開き勝手・把手金物・ガラスの検討。
窓額縁
- 四方額縁をまわすか・下枠(膳板)のみにするかの検討。
床仕上げ
- フローリングの材質・塩ビシートの種類・タイルの種類・石の種類・・・の検討。
幅木の検討。
壁の造作・仕上げ
- ニッチをつくるか・間接照明をやるかの検討。
- クロス・塗装・一部タイル貼・一部石貼など・・・の検討。
天井の造作・仕上げ
- 天井を一部下げて建築照明をやるか、傾斜天井の高さなどの検討。
- クロス・塗装・板貼・廻り縁など・・・の検討。
カーテンボックス
- 天井を掘込みボックスをつけるか・ボックスを表に出してつくるかの検討。
和室の仕上げ
- 畳は縁をつけるか。
- 床の間の仕上げ・落とし掛の仕様・床柱の太さ形状材質・長押鴨居をつけるか。
- 襖の縁の色(白木、黒、茶)。
- 障子のデザイン。
- 神棚・仏壇の造作。
壁補強
- 絵をかけたり、何かを打ち付けそうな場合にその範囲の決定。
天井下地補強
- 重い照明やペンダントなどのつける位置が変わりそうな場合入れておく必要があります。
収納
- 下駄箱・クローゼット・納戸などの棚やパイプの高さの検討。
ステンドグラス
- デザインの決定。
改め口
- 天井改め口・床下改め口の場所を決定。
家具工事
- デザイン・面材・天板・金物類の決定。
キッチンの仕様
- 設備の決定(浄水器、食洗器、レンジ、フードなど)。
- デザイン・面材・天板・金物の決定。
水栓金具
- ミニキッチン・キッチン・洗面・トイレ・浴室・洗濯機前・洗濯流し・立水栓・散水栓・・・の品番決定。
- 輸入物を使う場合は納期の確認。
浴室・シャワー室の仕様
- ユニットバスかタイル造作バスかの決定。
- つくりの浴室の場合は床・壁・天井・鏡・棚など・・・の造作の検討。
トイレ
- トイレの機能の確認。
アクセサリー・小物
- 紙巻き・タオル掛・鏡・洗濯流し・・・の品番決定。
換気扇
- キッチン・浴室・トイレなど・・・他にもつける所があれば検討。
エアコン
- 室内機と室外機の位置を使い勝手や見栄えを検討して決定。
給湯器
- リモコンや室外機の位置の決定。
コンセント類
- TV・TEL・スイッチ・コンセント・照明・インターホンの位置決定。
- コンセント2口か3口か。
- スイッチ3路スイッチをどこにつけるか検討。
- 照明はダウンライト、ブラケット、シーリング灯の高さ位置の決定。
照明器具
- ショウルームやカタログにて確認。
カーテン
- ベネシアンブラインド・バーチカルブラインド・レース・ドレープ・ロールスクリーンなど・・・いろいろあるので、ショウルームにて確認。
外構
- アプローチ・木・ガレージ・照明など・・・の検討。
設計打合せの項目についてはご理解いただけたでしょうか?
これだけでは足りないかも知れませんが大きな所はおさえてありますので、家づくりに役立ててください。
確認申請業務
名前は聞くけど実際はどのような事をやるのですか?
確認申請とは役所に『法律に適合しているか?』を審査をしてもらうことです。
法律とは『建築基準法』とよばれるものです。
実はこの法律は、『非常に分かりづらい法律』で有名なんです。
我々がお客様にご提案をさせて頂いたプランが法律に適合しているか審査をしてもらうのですが。
(もちろん合わないプランは提案しません!)
では、『何を審査』するかおおざっぱに書いてみると
- 1.建物の配置及び高さ関係のチェック
- 2.建物の居室に光りが入ってくるか?(採光と呼ばれています。)
- 3.構造的に安全かどうか?
というようなところがメインです。
3については、全項目で説明させていただきました構造計算で証明していきます。
そして、『法律に適合していると許可』がおります。
では、『法律に適合していなければどうなるか?』と言うと、訂正項目が書かれたハガキが送られてきます。
そして、役所にいき『訂正をすると許可』がおりてきます。
また、建物を建てる人全員この法律を守り許可をもっています。
これによって、街並が形成されています。
これが、『確認申請業務』です。
建築基準法は、分かりづらい法律の為行政によって法律のとりかたが若干違う事もあります。
したがって、一番最初に役所調査をすることが、非常に重要です。
最近では民間解放により確認申請業務をやる民間機関ができてきました。
役所に比べると非常に親切に感じられます。
工事契約
どのような条件で工事契約するのですか?
工事契約とは正式には『工事請負い契約』と言い、施行をする工務店やゼネコンとかわす書類です。
内容は下記の通りです。
1.『契約日』
- 契約日が書いてあります。
2.『工事金額』
- 見積書による
3.『お金の支払い条件』
- 通常、一般的には、着工時1/3、上棟時1/3、竣工時1/3
- 但し、お客様の都合にだいたい合わせていただけます。
- 事前に工事会社や銀行などに相談をしておくのも大切です。
4.『工期』
- 大体の目安として階数+2ヶ月。
5.『いつお引渡しをうけられるか』
- 目安として竣工1週間後お引渡し。
6.『契約の約款』
- 契約の約束事が書いてあります。
また、その他工事請負契約書の内容とは別に工事会社の担当の人と
- 『地鎮祭をやるか?』
- 『近隣挨拶は何軒まわるか?』
などよく打合せをしておく事も大切です!
前項目では、工事会社を決定する為には、いいものをなるべくコストを押さえて建築する為に『建設会社3社ぐらいから見積もりをとりましょう!』と書きましたが、なぜかと言いますと、価格に対して『競争原理』が働くからです。
(例として同じ図面で3社見積をとってみると極端な話し100〜500万円ぐらいの開きがでる事もあります。)
但し、一番安い所がよいとはかぎりません。(とてもむずかしいところですが!)
また、相見積の条件として、工事会社対して事前にお客様が『どのような条件なら支払えるか?』支払い条件を提示をしておくのもとても重要です。
施工会社の相見積もりをとると言うのは、『設計事務所を通して家づくりをするお客様の大きなメリットの一つ』だと思いますし、また『設計事務所の重要な業務の一つ』だと思います。
お客様が自分で、直接住宅メーカー何社かを相手に相見積もりをとり業者を相手に検討するのは、精神的にも体力的にも、非常に労力がかかり、またつらいのではないかと思います。
その部分の業務を設計事務所がやれば、精神的にも体力的にも無駄な労力がかかりません。その分、建物に対しての打合せに労力をかけられます。
また、会社や金額に対して純粋に比較検討できるのではないでしょうか。
どうやって施工する会社をみつけるのですか?
では『どうやって施工する会社をみつけるのか?』ですが、お客様の方で全然心当たりが無い場合は(心当たりが無い方が普通)私共がいままで一緒にやってきて良かったと思われる会社2〜3社ご紹介させていただきます。
また、お客様の知り合いでもかまいません。
相見積もりをした工事会社の見積もりをどのように比較するのですか?
また、建築の見積もりは不透明だとよく言われます。
見積もりの比較分析表をつくる事により、単価の比較検討ができますので、
『高いのか?』『安いのか?』が良く分かるようになります。
※『見積分析比較表』とは?さらに詳しく![]()
以上のようなことから、よく検討を重ね気に入った所と工事契約を結びます。
(4)設計監理
施工図面の審査及び承認
設計図と施工図ってどうちがうのですか?
図面には、我々設計者がつくる設計図と施工会社の現場監督がつくる施工図があります。
施工図とは、簡単に言えば我々設計者が作成をした設計図書をもとに、施工会社の現場監督が現場の職人さんたちに『どのようにつくるのか?』をわかりやすく伝える為の図面です。
また、施工図を作成する事により現場監督自身にも設計意図が理解できるようになり、現場の管理をしていく上でも非常にスムーズにできるようになります。
現場監督が作成した施工図に対して設計者が
- 『設計意図通りになっているのか?』
- 『細かい納まりは図面に反映されているか?』
チェックをして承認をしてゆきます。
その承認した図面で現場で建物をつくっていゆきます。
一般的にはRC造(コンクリート造)や鉄骨造でなければ施工図は作成しません。
したがって木造などでは作成をしません。
(木造でも施工図を作成する会社はまれにありますが、そのような会社はとても大きい会社です。)
この施工図のチェックが建物の品質を左右しますので慎重にやらなくてはなりません。
設計監理
どういうことをチェックするのですか?
設計監理というのは簡単にいいますと『設計図通りに建物ができているか?』というのを見る事です。
ただ、今の建物はとても複雑なので、一般の人が見ても設計図通りになっているのか分かりません。
まだ『目に見える所』はなんとなく分かるにしても『目に見えなくなってしまう所』は、見るタイミングやそれなりの経験と知識がないと難しいと思います。
そこで『お客様の代理人となりお客様と一緒になり現場を監理をしてゆく』 のが、設計者である我々の重要な仕事になります。
また、今までお話をしてきた内容(設計意図)を現場に伝える事も非常に重要です。
我々設計者は、工事をする会社に所属をしていませんので、そこに利害関係はありません。
したがって、お客様に不利な事があればきちんと現場に言う事ができます。
だからこそ、現場をきちんと見れる立場にあります。
住宅メーカーなどに所属する設計者の立場ですと、設計者の立場と言うよりも会社の立場が優先されますので、お客様に対して不利な事があったとしてもなかなか言えません。(※そうでない人もいると思いますが!)
以上のような事から私が今まで、この仕事をしていて感じた事は、
- 『お客様』
- 『施工者』
- 『設計者』
の三者がすべてをオープンにして問題点については、徹底的に話し合いをして協力をしながら問題を解決していく姿勢が大切だと感じてます。
また、そうする事によって良い建物ができるのではないでしょうか。
