中庭(Patio)で問題点を解決
楽園的空間を目指して...『中庭に暮らす!』皆さんは『分譲地に建てられたお宅を見ながら歩いてみると、カーテンやレースなどを引きっぱなし』というような状況のお宅を見かけませんか?
例えば、自分自身が『土地選びから家を建てるまで』の事を想像してみて下さい。
まず、土地探しについてですが『普通は南側道路で日当りが良く、さらに角地だったら最高だ!』と考えていませんか?
私は別にそれが悪い土地だと言っているのではありません。
例えば、お客様が運良く南側道路で日当りが良い土地を買えたとしましょう。
次に家を建てますが、プランを考えて行く上できっとこう思うでしょう。
『家族みんなの集まるリビングを南側の日当りのいい場所につくろう!』
『そしてそこにはできる限り大きな窓をつくろう!』
そして無事に思い通りの家が完成して、その家での生活が始まります。
そこで初めて気がつく事があるのです。
それは、道路との距離が、想像していたよりも非常に近いため、道行く人の視線がとても気になり落ち着きません。
せっかく『日当りを良く・風通しも良く』と大きく作った窓が、逆に・・・
さらに窓をあけるどころか、天気のいい日でも、道行く人の視線が気になり『いつもカーテンやレースを引きっぱなしの状態』というような生活。
分譲地や団地の中に建てられたお宅をを注意深く見て歩いてみると、そのような状況の家を見かけませんか?
なぜこのような事がおこったのでしょう?
その大部分が『敷地の大きさ』という物理的な事からくる問題なのです。
(ひと昔前の分譲地のように家をたてても庭の奥行きが最低でも5m以上はとれれば話は別ですが!)
また、窓が開けられない問題というのは、視線の問題だけではありません。
エアコンなどの空調・換気設備にたよった生活になります。
心地の良い風・気持ちの良い日当り・・・など
自然の良さを感じる事ができないどころか電気代もかさみ、大げさに言えば自然環境にも負荷を与えている事になります。
現在の家は、断熱効果を上げるため気密性が非常に高いのでエアコンなどの効きはいいのですが、
逆に設備に頼った換気だけでは対応しきれず、アレルギーなどの原因になりえます。
『外に閉じながら中に開く!』という考え方
では、このような問題は、敷地が大きくないと解決する事はできないのでしょうか?
いえ、決してそんな事はありません!
この問題を解決するにあたり、当事務所では今までの経験から
『外に閉じながら、中に開く』という考え方の『中庭型(Patio)のプラン』を提案します。
この考え方を使ったプランをつくる事で上記のような問題は『全て解決』されるのです。
皆さんは実際に体験した事ありませんか?
雑然とした繁華街の中のカフェやレストランで中庭(Patio)を通して落ち着いた空間が広がっている事を!
そのお店にある中庭(Patio)は、廻りの環境から切り離されて自分達だけの特別な空間がつくられているのです。
しかしそれは、カフェやレストランだけの特別なものではなく、敷地面積が30坪程度の住宅にも十分取り入れる事のできる空間なのです。
『建てた家を積極的に使いこなし生活を楽しむ!』
中庭型プランは、敷地の高低差・近隣の状況・方位など…いろいろな条件を考慮にいれながら、
『どのようにしたら、光と風を呼びこみながらも、プライベートを守る事ができるか?』を検討しなければいけません。
そのためには、経験に基づくノウハウが必要です。
設計者として、今までの経験と知恵を織り交ぜ、出来る限りの検討を重ねベストなプランを練り上げていく必要があります。
例えば、北向きの土地でも、近隣が迫ってきていて他人の視線が気になるような土地でも・・・
『外に閉じながら中に開く』という考え方の中庭(Patio)型プランををつくる事で、外からの視線を遮りプライベートを確保しながら、日当り、風通しを確保してその土地の問題点を解決しながらも、日々の生活を思う存分楽しめる家をつくる事は十分可能です。
その為には、『南向きの土地・できれば角地で・・・』などのような土地の条件をあまり気にする事よりも、
『生活を想像しながらプランを練り上げる事』この単純な事がとても大切です。
私は、この仕事をすればするほど『中庭(Patio)』は本当にいいものだと感じます。
そしてまた『中庭(Patio)』は現代社会の問題点を解決する為のもっとも有効な手段と私は考えています。
でも中庭(Patio)をただつくるだけでは無く『そこで生活をされるご家族が積極的に使いこなし生活を楽しむ事!』これこそがなによりも大切な事ではないかと感じます。
中庭型(Patio)プラン<5つのポイント>

楽園的空間を目指して...『中庭に暮らす!』1<プライベート>の確保
『住宅街に建てられたお宅を見てみると、カーテンやレースなどを引きっぱなし』というような状況のお宅を見かけませんか?せっかく『日当りを良く・風通しも良く』と大きくつくった窓が、逆に・・・窓を開けるどころか、天気の良い日でも、道行く人の視線が気になり『いつもカーテンやレースを引きっぱなし』の生活。
現代では近隣からプライベートを守る事は、安心してその場所で生活をしていく上で、とても重要な要素の一つです。そこで中庭型プランは『外に閉じながら中に開く』という考え方で、中庭向きに大きな窓を付ける事で問題点を解決。
日当り・風通しを確保しながらも、外からの視線を遮り<プライベート>を確保しします。
2<省エネルギー>対策
『いつもレースを引きっぱなしで窓が開けられない』という問題は、近隣からの視線の問題だけではありません。常にエアコンなど・・・空調・換気設備にたよった生活になります。
建物の全エネルギー消費量に対し、空調設備は約50%を占めると言われていますが、心地の良い風・気持ちの良い日当りなど・・・自然の良さを感じる事ができないどころか、電気代がかさみ自然環境にもとても大きな負荷を与えている事になります。
そこで中庭型プランは『外に閉じながら中に開く』という考え方で、中庭向きにオープンエアーにできるような大きな窓を付ける事で問題点を解決。
自然換気の有効利用を可能として自然環境へ配慮し<省エネルギー>対策に貢献します。
3<シックハウス>対策
さらに『窓が開けられない』という問題は、アレルギーなどの問題をひきおこします。現代の『立地環境・敷地の大きさ』を考えてみると、プライベートや防犯性の確保からも、窓を思いっきり開放して、新鮮な空気を室内に取り入れて生活をする事は、ほぼ不可能と言っていいでしょう。
したがって、窓を開ける事ができない通常のプランでは、室内環境を快適に保つために『空調設備』に頼るしか方法がありません。また空調設備に頼るという事は、環境面・経済面から空調の効率を良くしないといけませんので、高気密・高断熱の住宅となっていきます。
つまり、ますます窓を開け新鮮な空気を室内に取り入れる事が無くなり、室内空気環境は悪化の一途をたどります。現代の家は、断熱効果を上げるため気密性が非常に高いので、エアコンなどの効きはいいのですが、逆に設備に頼った換気だけでは室内空気環境の悪化に対応しきれず、それがアレルギーの原因になります。
そこで中庭型プランは『外に閉じながら中に開く』という考え方から、中庭向きに『常に開け放しにできるような窓をつける事』で問題点を解決。室内空気環境を改善し、<シックハウス>対策をします。

楽園的空間を目指して...『中庭に暮らす!』4<防犯性>の確保
設計のプロである私は、住宅街に立っている家の外観から間取りが手に取るようにわかってしまいます。
その理由は『窓の大きさ・形状』からおおよそ察する事ができるのです。それは、とても恐ろしいことに『泥棒』にも同じ事が言えるのです。用心をしているつもりでも、間取りをさらけ出しているのと同じ事で『どこから空き巣に入れば良いか?』彼らにはすぐにわかります。
中庭型プランは『外に閉じながら中に開く』という考え方で、外側を閉じたり・小さな窓にする事で問題点を解決。外観から間取りを想像する事がとても困難になりますし、万が一、窓を割られたとしても、小さな窓からは家の中に進入する事はできません。
このようなつくり方で<防犯性>の確保をします。
5<フラットルーフ>の有効性
当社の設計はフラットルーフ(陸屋根)を採用していますが、フラットルーフは自然エネルギーつまり『太陽光発電用パネル』を載せたり、『屋上緑化』などの省エネ対策へ柔軟に対応することができ、さらに通常の勾配屋根より建物自体が軽くなる事から、構造計算上、地震力(耐震等級)や風圧力(耐風等級)に対してもとても有利に働きます。
したがって<フラットルーフ>にすることで、中庭空間への光や風の入り方・外観デザインの意匠性などを損なうことなく、未来の変化に柔軟に対応(サスティナビリティ)しながら、資産を長期に渡り管理(アセットマネージャー)することができます。
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